受験生のメンタルケア~ストレス・不安にどう対処する?

カラダもココロも不安定な受験期。
親として、できることってなんだろう・・?
受験生を抱える親御様なら、誰もが悩むことですよね。
子どもが安心して勉強に打ち込むために、親ができる代表的なことは、食事の管理、体調の管理、家庭学習の管理など、やはり生活面でのバックアップが中心。
そして同じくらい大切なのが、メンタル面でのサポートです。
受験は学力と精神力が五分五分の世界といわれます。お子様が心身のバランスを保ち、ベストな状態で受験に挑めるよう、学習面と同時に、精神面も養ってあげましょう。

受験生が感じている不安や悩みって?

「頑張っているのに成績が伸びない」「自分だけが伸び悩んでいるように思える」「時間が足りなくて焦る」「落ちたらどうしようと考えてしまう」「やる気が起こらない」「何をやればいいのかわからない」・・・・・・

受験生が感じる不安や悩みで、多いものをピックアップしてみました。
受験期、お子様はさまざまな葛藤を抱えながら、プレッシャーと闘っています。
そんな不安定な心に大きな影響をおよぼすのが、親の態度や言葉かけ。
では、受験生の気持ちを落ち着かせ、ポジティブにするにはどんな働きかけをすればよいでしょうか。実際の受験生の声を見てみましょう。

親に感謝していること

志望校について最後まで希望を尊重し、応援してくれた」
「イライラして八つ当たりしたときも、しっかり受け止め話をきいてくれた」
「成績が落ちても何も言わず、プレッシャーをかけるような言葉が一切なかった」
「食事や体調に気を配って、健康管理に協力してくれた」
「いつもと同じ態度で、普段通りの生活をしてくれた」

頑張っているお子様には、つい励ましの言葉をかけたくなるのが親心。
けれど「頑張れ」の一言がプレッシャーになることは意外と多いようです。むしろ「黙って見守る」「話を聞いてあげる」といった態度が受験生の気持ちを和らげるのですね。
「成績が伸びず落ち込んでいても、親がどんと構えて動じなかったので、気持ちを切り替えて頑張れた」との声もありました。

では逆に、親にされて嫌だったことはなんでしょうか。

親にされたくなかったこと

「一休みしているときに、勉強しなくて大丈夫なの、と聞かれた」
「親戚の子と比べられた」
「志望校選びで、親の価値観を押し付けられた」
「成績が下がったとき、ため息をつかれた」
「勉強中に、寝ていないか何度もチェックしにきた」
「「受験やめる?」「志望校変える?」と何度も聞かれた」

とくに子どもの気持ちをネガティブにするのは、「親は自分を信じていない」と思わせる態度。
けれど親が受験のストレスでへとへとになってしまっていると、不安や心配を隠す余裕がなくなり、それが子どもに伝わります。まずは親自身がしっかりとメンタルケアをする必要がありそうです。

親自身のメンタルケアの大切さ

「一番辛いのは子ども自身」とわかってはいても、苦しむ姿を見ている切なさ、代わってあげられない歯がゆさ。親だって人間、メンタルが崩れそうになることもあります。
長い受験期、最後まで子どもを力強くサポートするために、親自身ができるメンタルケアにはどんなものがあるのでしょうか。

①怒りをコントロールする

思うように成績が伸びない、もっと頑張れるのにやる気がない・・
そこで怒りがわいてくるとしたら要注意。それは「親の不安を解消するための感情」です。
感情にまかせて出る言葉は何の役にも立たないうえ、子どものメンタルまで崩してしまうことに。
実は「怒りのピーク」はたった6秒。その6秒間をコントロールできれば、感情に振り回されて取り返しのつかないことを言わずにすみます。怒りを感じたら、「数を数える」「深呼吸をする」などで、ピークを乗り切るようにしてみましょう。

②普段通りの日常を心がける

「親がいつも通りでいてくれた」ことが救いだったという受験生は多いもの。
家庭内の雰囲気が普段通りであることは、ストレスを抱え疲れている子どもにとって、癒しです。受験生だからといって腫れものに触るような態度も禁物。たまにはお手伝いなども頼んでください。
何気ない平和な日常は、子どもの気持ちだけでなく、親自身の気持ちも安定させてくれます。

③ストレスがあって当たり前、と開き直る

受験期には親のストレスも積もる一方。何を見ても何を聞いても受験に結びついてしまう中で、なかなか発散するのは難しいのですが、そこはもう開き直ること。
「いまは心から笑って遊べる時期ではないけれど、受験が終わったら、この資料やテキストの山を思いっきり捨ててやる!」と、その開放感を想像して乗り切りましょう。
無理に気晴らしをして罪悪感を感じたりするよりは、「今はこういう時期」と腹をくくって、受験後にまとめて楽しむつもりでいるのがベターです。

受験期は、親御様にとってもお子様にとっても、精神的に不安定になるのが当たり前。
けれど、お子様の心身のバランスを保ちながら受験に挑む体制作りは、親だからこそできる最大のサポートです。
ご自身のメンタル管理も忘れずに、お子様のケアに力を注ぎ、ぜひとも合格へのパスポートを手にしてください!

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