家庭教師が教える!家庭での会話で得意科目をもっと得意にする方法!

はじめまして、サクシードで家庭教師をしているFです。今回は家庭での会話でお子様の得意教科を伸ばす方法をお教えします!
勉強が苦手な生徒さんでも、五教科の点数を並べてみるとその中で比較的点数のとりやすい「得意教科」が見えてきませんか?
勉強が嫌いだと感じている生徒さんの場合、まずは「これならかろうじてできるかもしれない」という「得意」を見つけ出し、自信と自己肯定感を獲得することが重要です。

「過剰な自信は悪い影響を持つのでは?」
と感じてしまうかもしれませんが、勉強という多くの人が苦手に感じるものの場合は「どれか一つでも自信が持てる」だけで、勉強全体のネガティブなイメージを緩和させることができます。
得意教科をさらに伸ばすことで、勉強に対する意識も変わり総合的な成績アップが望めるのです。

生徒は先生、先生は生徒

家庭教師として多くの生徒さんとふれ合っていると、当然のことながら一人ひとり違った個性があり、皆それぞれに好きなものがあることを実感します。

例えばサッカーチームのクラブユースに所属している生徒さんは、週末に行われたサッカーの試合について、選手の動きやプレイがいかに素晴らしいかをさながら監督のように語ってくれます。
マンガが大好きな生徒さんは、今いちばん面白いと感じているマンガのストーリー、キャラクター、台詞など目を輝かせながら事細かに解説してくれます。
しかし、どんな生徒さんもひとたび授業がはじまれば「分からない」「自信がない」とうつむいてしまいます。好きなものについて「先生」として教えてくれていたときの姿は、消えてしまうのです。

話したい!は強い興味の現れ

「好きなものについて話す・誰かに教える」ことは、もっと好きになるために必要な工程です。

好き、面白いと感じる

人に面白さを教える

面白さを共有することで、ますます好きになる

もっと面白い部分はないかと能動的に探し始める

新しく見つけた魅力を、また人に伝える

こうした良いサイクルは、趣味でしか得られないものではありません。勉強で同じ喜びに目覚められれば、とても有利になるでしょう。

子どもの「分からない」は家族だからこそ解消できる!

生徒が「分からない」と言うとき、一から十まで何も理解できていないということは、実はほとんどありません。

・これかな?と思う答えがあっても自信がない
・間違えると恥ずかしいので分からないふりをする
・なんとなく予想はつくが、うまく言葉にできない

これらの理由から消極的な態度に落ち着いてしまうのです。

家族にできて、先生にできない勉強面のサポートとは?

先生と生徒という関係において、生徒は「先生が持っている答えに合う解答をしなければいけない」というプレッシャーを、多かれ少なかれ感じています。

しかし「家族」という立場であれば、勉強についての話も、サッカーやマンガの話と同様、気軽に話せるはずです。得意教科を伸ばすためにはわからないとごまかした部分を、どうにか言葉にすることが大切です。その訓練は、自宅で行えるのです。

得意教科の点数を上げるため、自宅で出来ることとは?

もしお子さんのテストや課題に少しでも正答があれば、それについて質問をしてみてください。

□何を聞けばいい?

・どういう問題なの?
・どうしてこの答えになるの?
・どうやって公式(年表、文法)を覚えたの?

「問いただす」のではなく、何気ない会話の延長線上の興味というように聞いてみてください。

□どのように聞けばいい?

「昔やった気がするけど、忘れちゃって」
「このテスト、自分が受けるとなったら自信がないかもしれない」
こうした「弱さ」を見せると、お子さんは「先生」という立場でそのやり方を教えてくれるかもしれません。それは、好きなことについて語る姿勢と似てはいないでしょうか。

「自分の知っていることを人に教える」ことは、さらに知るため・好きになるために不可欠です。勉強においても、学習したことを人に教える機会が増えれば得意教科への関心をさらに高められるのです。

話してほしい!は「あなたに興味がある」の証拠

先ほどの質問をしたとき、お子さんがその場では「偶然解けただけ」「よく分からない」などと話を切り上げるような姿勢を見せても、別のタイミングで何度か聞き直してみましょう。
こうした会話はモチベーションアップだけでなく、親子のコミュニケーションにもなります。

□「勉強したこと」「習ったこと」を話すことは難しい

さらに勉強の場合、公式にせよ文法にせよ「自分の口で説明する」のは簡単なことではありません。
話すには根拠がしっかりしていなければいけませんので、解説が出来ているということは得意教科について正しい理解が出来ていると判断しましょう。

□説明されたことが合っているか分からない場合は?

話を聞いていて不思議なところがあれば「この場合はこうなるってこと?」など「生徒」として質問してみてください。根拠なく話している場合には質問には答えられず、自分の「甘い部分」を意識せざるを得なくなるでしょう。
そして「根拠」こそが、勉強する上で多くの人がないがしろにしがちな部分です。根拠がしっかりしていないと、テストで失点したり、なんとなくの理解で進めてしまうためにケアレスミスを招いたりするのです。

得意教科の自覚と向上には「言葉」と「コミュニケーション」が必要!

勉強と聞くだけで気持ちが下向きになってしまう生徒さんにも、スポーツやマンガ、ゲームなど自分から興味を向けるものがありませんか?
得意教科をもっともっと伸ばすためには、そのような自発的な興味・関心が必要です。勉強に関心を持つまでじっと待つのは大変ですが、周囲からのちょっとした声かけでも興味を引き出すことはできるはずです。
と言っても「あれをしなさい」「こうすべき」と言って強要するのは逆効果。この方法はあくまで、自分から好きになるための手助けにすぎないのです。
「好き」こそが、なによりの上達の近道と言えるでしょう。

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