知りたい!《法政大学第二中学校》のすべて。 評判と出題の傾向・対策まるわかり!

私立中学(関東)

中学受験を目指す小学生のお子様をお持ちの親御様、こんにちは。
今回は私立「法政大学第二中学校」の評判と、試験の傾向・対策を解説します。

法政大学第二中学校・高等学校HP

評判

■ 受験

法政大学第二中学校は、法政大学の附属校です。明大附属や中大附属の併願校として選ばれる学校になります。第一志望が法政二中のときは、併願校は日大附属、関東学院、桜美林、東海大附属となります。
男子校でしたが、2016年から共学になるため、人気が高まる可能性が大きい学校です。

■ 環境

東急東横線、南武線「武蔵小杉駅」 徒歩10分程度。
武蔵小杉には横須賀線も乗り入れ、より便利になりました。
校内の設備は、野球場など、運動施設が充実しています。
現在、2016年共学化のための改築、増設が行われています。

■ 学習

8割弱が推薦で法政大学へ進学しますが、他大学へ進学する生徒も増加傾向にあります。中学の学習内容はハイレベルで、進み方も早く、高校の学習の先取りも行われています。

■ 生徒

男子校らしい、明るく元気ではきはきした生徒が目立つ印象です。大学付属のため、6年間を通じて部活動に打ち込むことができます。とくに運動部が盛んです。

出題の傾向と対策

算数

大問1・・計算問題。よく出されるのが還元算です。
大問2・・小問集合。出題分野は様々。
特殊算をはじめ、規則性や濃度・割合・比、そして図形の出題が多いです。大問1と2で全体の半分ほどを占めます。難易度は標準的といえますので、ここで確実に得点しておきましょう。
大問3以降・・応用。
平面図形と空間図形は必ず出されますので、しっかり準備をしておく必要があります。他には、特殊算(ニュートン算など)、速さの問題も頻出です。

国語

大問1・・知識問題(漢字・文法など)
大問2・・読解問題(説明文)
大問3・・読解問題(物語文)
出題形式としては選択問題が多く、選択肢が五つと多かったり、長い文章の選択肢が並んでいるのが特徴。ここで時間をとられないよう、選択形式の問題に慣れておくことです。記述問題は、80字程度です。普段から、文章を100字程度に要約する練習を重ねておくとよいでしょう。
全体に、文章の量も出題数も多めで、内容的にも時間のかかる問題となっています。長い文章でも、できるだけ速く、正確に読み取る読解力が求められます。

理科

レベルとしては標準的。各分野からまんべんなく出題されているようです。
知識が問われるばかりでなく、知識を生かした科学的思考力を必要とする問題が多く出されています。
「水溶液の性質」「力のつりあい」「気体の性質」「電気・磁石」「地球と宇宙」などが、比較的よく出題される分野となります。
科学分野における時事問題も見られますので、新聞やニュースは要チェック。

社会

地理、歴史、公民の各分野から1~2題ずつ。基礎知識がしっかりしていれば問題ありません。
地理分野で多いのは、地図、資料、グラフを読み取る問題。
歴史分野では、資料や説明文が示され、それに関して問われることが多いです。
公民分野は、「人権」「政治の仕組み」「国際社会」からの出題。時事的な問題を扱ったものもよく出ます。
全体的に、基礎的な力を問う問題が多く、それほど深い知識を求められることはありませんので、広く基本的な知識を身につけることで、十分対応できます。

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