知りたい!《恵泉女学園中学校》のすべて。 評判と出題の傾向・対策まるわかり

学校情報

中学受験を目指す小学生のお子様をお持ちの親御様、こんにちは。
今回は、私立「恵泉女学園中学校」の評判と、試験の傾向を解説します。

恵泉女学園 中学・高等学校HP

評判

恵泉女学園中学校は、東京都世田谷区にある、中高一貫のプロテスタント系の女子校です。
聖書・国際・園芸を教育の柱に据え、生徒の知性・感性・社会性を育てています。

【受験】

募集は帰国生を含め180名程度。
2月1日の午後に2教科、2月2日午前と2月4日午前に4教科の筆記試験による入学試験があります。筆記試験終了後に自己紹介カードの記入、帰国生は面接があります。
複数回受験すると、受験料の割引や順位繰り上げの優遇があります。
恵泉女学園中学校は品川女子中学校や吉祥女子、穎明館中学校のおさえになり、併願校としては国学院久我山中学校や大妻多摩中学校、東京女学館中学校などがあげられます。また、日本大学中学校や三輪田学園中学校、実践女子中学校がおさえになります。

【環境】

小田急小田原線「経堂駅」、「千歳船橋駅」徒歩12分、また京王バス「船橋6丁目バス停」(八幡山・希望ヶ丘団地間)徒歩10分の場所に位置していて、小田急線沿線に住んでいる人は通学に非常に便利です。
校舎は、木のぬくもりを感じる、明るく開放的な校舎になっています。
園芸の授業を取り入れていることから畑があったり、シンボルである泉が中心にあったりするのが特徴的です。
9万冊の蔵書や広い自習スペース、国際交流スペースが完備されたメディアセンターは圧巻です。

【学習】

学習習慣の定着と体験学習、そして講演会による知的探究活動を大切にしています。
英語や数学、園芸の授業で採用されている少人数授業、習熟度別授業、頻繁な小テストやテスト直しノート作成の義務化、読書の推奨により、徹底的な基礎学力の定着と、学習習慣を植え付けることを大切にしています。
また、キャンプやクラブ合宿、芸術を生で鑑賞するプログラム、平和や国際問題について考えるプログラムなど、多岐にわたる体験学習の機会を設けています。

【生徒】

校則は決して厳しいものではなく、制服もありません。しかし、ほとんどの生徒は思慮深く、秩序だっています。キリスト教の教えに基づいた教育がなされているので、自分の意見を持ちつつ、周囲の人をさりげなく気遣うことのできる生徒が多いのが特徴です。
また、多くの生徒が行事やクラブ活動、委員会活動に熱心に取り組んでいます。

出題傾向

各教科とも基本問題と応用問題が混在するので、見極めが大切です。
また、記述問題が多いので、日ごろから記述対策を行い、本番では時間配分に注意しましょう。

【算数】

45分100点満点の試験で、問題量が多いのが特徴的です。
大問6~8題程度で、1、2題目が計算問題と小問集合、それ以降が応用問題です。
応用問題は平面図形・濃度算・グラフ・割合・速さの問題が頻出で、図形の分野は作図問題も出題されることがあります。
ほとんどの問題で、途中式や考え方を示す必要があるので、記述力や思考力が必要です。
途中点がもらえる可能性があるので、答えまでたどり着けなくても、途中式を残すようにしましょう。

【国語】

45分100点満点の試験で、読解問題が2題出題されます。
物語文・説明文が1題ずつ出題され、漢字や語彙などの知識問題もその中に含まれます。
指示語や語句の意味、適語敵文補充、意味段落わけや要旨の問題が頻出です。
本文内容の忠実かつ丁寧な読み取りが必要とされるレベルの高い記述問題が多く出題されます。
日ごろから多くの記述問題を解き、国語教師に添削してもらうことで、記述力の向上を図る必要があります。

【理科】

社会と合わせて45分の試験で、50点満点です。
各分野から均等に幅広く基礎的な問題が出題されます。
計算問題や記述問題、絵やグラフを書く問題もあるので、過去問での対策が効果的です。
環境問題や身近な現象に関する問題が出題されることもあるので、注意が必要です。

【社会】

理科と合わせて45分の試験で、50点満点です。
各分野からまんべんなく出題され、記号選択や漢字指定の用語記述が中心です。
問題量が多いので、わからない問題はとばし、わかる問題から解いていくことが大切です。
地図や表など資料読み取り問題が多数あるので、過去問や参考書の問題を多く解き、慣れておく必要があります。
時事問題や環境問題に関する問題も多いので、日ごろからニュースに耳を傾けましょう。

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